CASE STUDY 導入事例

豆腐製造工程でのマグネットポンプ採用事例 豆乳移送ラインでのサニマグ使用例

  • メンテナンス性向上
  • コスト削減
  • 漏れない
  • 完全密閉型
  • 環境改善

概要

使用流体 豆乳
ポンプ用途 豆乳移送用。(移送した豆乳ににがりを加え、豆腐の完成となる。)

三和ハイドロテックのサニマグ(サニタリー仕様のマグネットポンプ)が食品製造ラインで活躍しています。
豆腐、豆乳、納豆、などを製造している熊本のお客様で、豆腐製造工程でサニマグを使用頂いています。

豆腐の製造工程として、まず大豆と水を混ぜたものを煮込み煮呉を作ります。その後、煮呉をしぼり機で絞り、「おから」と「豆乳」に分けます。その豆乳に「にがり」(凝固剤)を加えることにより、豆乳が固まり、豆腐の完成です。途中、豆乳を移送する工程でサニマグが活躍しています。

従来、こちらのお客様ではメカニカルシールタイプのポンプを使用しており、半年ごとにメカ漏れが発生していました。豆乳は90℃の高温で漏れた豆乳がシャフトを伝わり、モーター部にまで液が侵入し漏電を起こしていました。マグネットポンプであれば完全無漏洩の構造の為、液漏れもなく漏電もないということで、まずは貸出機でテストをして頂きました。結果は良好で、メンテナンス工数の削減や安全性の向上が実現できました。また、移送する豆乳はそれ自体が製品となる為、原料ロスがなくなり製造のコスト削減にもつながりました。

三和ハイドロテックでは、『食品を移送したいが、送れるかどうかが分からない、ポンプ内部に溜まってしまうかもしれない』といった懸念のある液体でも、貸出機でテストしてからご導入をして頂けます。ユーザー様からのリクエストをお待ちしております。

豆腐製造工程の豆乳移送におけるサニマグ導入のメリット

メンテナンス性 軸封部(メカニカルシール・グランドパッキン)のメンテナンスが不要
従来のポンプでは、漏れた液がモーター軸を伝わりモーター部が破損していた
ランニングコスト 液漏れによる移送液のロスがない
定期的に交換の必要な消耗品がない
液漏れなし 豆乳は90℃の為、既設メカポンプではメカ漏れが頻繁に起こる
上記のポンプを分解した内部の状態
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