毎回が新しいことへの
チャレンジ
技術部 技術設計課
(2015年入社)
E・Aさん
三和ハイドロテックに入社した理由
「三和ハイドロテックは歴史もあり、おもしろいことをしている会社だよ」
そんな就職担当の先生の言葉に心を動かされ、学内説明会に足を運んだのが入社のきっかけになりました。
学内説明会だったので参加者も少人数。社長から直接お話を聞くことができ、優しい人柄から社風の良さが伝わってきましたね。
「一般的なシールポンプは漏れるのが常識と言われているが、三和ハイドロテックのステンレス製マグネットポンプは理論的に隙間が無いので漏れない。仕組みは簡単だが、業界では新しい発想の製品」
確かにおもしろいモノを作っている会社だと思いました。社内で女性初の設計担当となることには少し不安もありましたが、それ以上にいろんなことにチャレンジしてみたいという気持ちが強いです。
実際に入社されてどうでしたか
設計に携わる前に、みっちりとモノに触れる工場研修を受けるのが当社の方針。女性といっても例外ではなく、約9カ月間工場で大型や特殊なポンプの組み立てを経験しました。少ない種類を大量に組み立てる小型ポンプとは違い、大型や特殊なポンプは一台を組み立てるのに時間がかかります。特に大型のマグネットポンプの場合、磁石も大きく磁力が強い。運んでいる途中で鉄製の工具を引き寄せて部品に傷をつけてしまったこともありました。
特殊なポンプは部品の種類が多く、部品の意味や組み立て方を覚えるのに苦労しました。でも、モノを触ることがもともと好きだったので楽しかったですね。
現在の仕事内容を教えてください
設計部門には、標準品を担当する生産設計課と、特殊なポンプや大型ポンプを扱う技術設計課があります。技術設計課に配属され2年目の5月から本格的に設計に取り組むことになりました。石油化学、食品、半導体などの分野のお客様からの要求を満たすシールポンプの設計を任されましたが、毎回が初めてのチャレンジで、液体だけでなく、液体の中に固体や気体が混ざったモノを送りたいといった特殊なケースがほとんど。
大学では銅合金について研究をしていたので流体やポンプに関する知識は全くありませんでしたが、工場研修でさまざまなポンプを組み立てたことがとても役に立ちました。
今後の目標は
自分が設計した図面をもとに、部品の調達、工場での機械加工、組み立て、性能試験を経て無事に納入されるまで、チームの一員として責任を持つよう心がけています。
最近は完成したモノをイメージしながら設計できるようになってきたので、お客様だけでなく現場の声や思いを反映した図面を描くことが目標です。
学生の方へメッセージ
三和ハイドロテックの魅力は、社員を大切に育ててくれるところ。また社員の声に耳を傾けてもらえます。工場研修ではポンプの組み立てだけでなく、「性能試験も経験したい」と手を挙げた私にその機会を与えてくれました。当社には指示通りに動くだけでなく積極的でやる気のある人には、さまざまなチャンスを手に入れることができる環境があります。