CASE STUDY 導入事例

連続空引き運転可能ポンプによる作業性向上の成功事例

  • 石油化学プラント
  • ファインケミカルプラント
  • バッチ運転
  • 生産性向上

概要

導入製品

高機能スラリーポンプ ガラポンIL型

洗浄工程用「空引き」対応ポンプ

導入前、導入後の比較

空引き連続運転可能ポンプ『ガラポン』を採用して、配管詰まりを解消致しました。
清掃コストをゼロにした活用事例を紹介させて頂きます。
“省力化”“作業性の改善”“生産性の向上”に大きく寄与致します。

導入前

水と触媒を反応させ、次工程へ搬送する。
数日経つとタンク側壁に固形物が成長して、まもなく剥がれてポンプサンクションに詰まり、清掃を余儀なくされる。
また配管にもスラリーが付着して、配管を短期間で清掃しなければならない。

導入後

空運転可能ポンプ『ガラポン』を架台に載せ、タンク上部にサクションを設ける。
比重の重いスラリーはタンク底部へ、上部は反応した清澄な反応液、それだけを搬送する。
ときどき触媒と水がポンプサクション以下になる事があるが、空運転可能の為、液がないときはからで回り、液がたまった時には搬送する。

利用状況と効果

配管が詰まらず清掃が容易になった。
タンクについた固形物が剥がれ落ち、ポンプサクションを塞ぐことがなくなった。

担当者から一言

ポンプは普通タンクボトムにつけるのが常識。それをタンクの上部につけ、タンク上部の液だけ抜くと言うのはお客様も驚いておられました。
しかし結果は上々。今まで沈殿したスラリーがタンクボトムに設置されたポンプに巻き込まれ、ポンプサクションや配管に詰まっていたトラブルが解消され、 頻繁に行っていた配管の掃除もなくなり、とても喜ばれました。

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