STORY ポンプのお話
ポンプについて
ポンプの原理
遠心ポンプの原理
雨傘の水滴飛ばしや、洗濯機の中の水のように、水をぐるぐる回して、つまり遠心力を与えて液体を動かすのが、遠心ポンプの原理です。ターボポンプとも言います。
「ケーシング(容器)内で羽根車を高速回転して、水に作用する遠心力を利用することにより、モーター回転の駆動エネルギーを羽根車を回して、圧力エネルギー、または速度エネルギーの形で水に与え、低い所から高い所へ連続して揚水するもの」が遠心ポンプの原理です。
良いポンプとは
良いポンプとは、これらのエネルギー変換が、できるだけ効率良く、しかも静かにおこなわれ、 耐食性や機械的安定性に優れていることがポンプ性能の良さです。
さらに取り扱い安さと、値段も安ければより良いポンプと言えます。つまり
- 要求された能力、運転条件で、ポンプ効率が良い。
- 騒音、振動、腐食が無く、長年使用しても性能低下が生じない。
- 使用目的に対して、充分な強さを特ち、不必要な部分がない。
- 形がコンパクトで取り扱いやすく、製作が容易で加工部分が少ない。
- 分解、組み立て、運転及び保守が楽に行える。
が、良いポンプの備えるべき条件です。